4月の誕生石ダイヤモンド
4月の誕生石はダイヤモンド 宝石言葉、意味、由来など

4月の誕生石ダイヤモンド

アクセサリー、ジュエリーなどとの相性が抜群に良い宝石には、数多くの種類がありますが、自分が生まれた月の誕生石は身につけると幸運を呼び込むと言われています。 今回は、4月の誕生石「ダイヤモンド」の魅力や石のもつパワーをご紹介します。


4月の誕生石 ダイヤモンド

ダイヤモンドは宝石の王様と言っても過言でありません。地球上で最も硬い天然の鉱物として知られるダイヤモンドですが、その最大の特徴は美しい輝きです。古くから多くの人がダイヤモンドの美しい輝きに魅せられ、今でも最高級ジュエリーとして用いられています。また、4月の誕生石としても知られています。そんなダイヤモンドの歴史と、宝石言葉やその象徴、また、選び方などについて詳しく見ていきましょう。

宝石言葉は「永遠の絆」「変わらぬ愛」「清純無垢」など



ダイヤモンドの加工の歴史

ダイヤモンドの語源は、ギリシア語で「征服されざるもの」という意味を持つ「アマダス」です。地球上で最も硬い天然の鉱物として古くから知られていましたが、18世紀ごろまでは世界で唯一インドだけが産出国でした。そのため、昔から非常に希少性の高い鉱物として知られ、富や権力の象徴として王侯貴族に愛されていたようです。

ただ、中世までのダイヤモンドは今のようにキラキラ輝く美しさはなかったと言います。というのも、ダイヤモンドは硬すぎるため、当時のカッティング技術では加工ができなかったからです。それが、中世に入ってヨーロッパで技術革新が起きるころになると、ダイヤモンドを研磨する技術も発見されて、ようやく今のようにひときわ輝く宝石として知られるようになりました。

実は、このダイヤモンドを研磨する技術の発見にはロマンティックな裏話があります。舞台は15世紀のベルギーで、商業都市で有名なブルージュという町のロドウィック・ヴァン・ベルケムという金細工師が主人公です。このベルケムさんがダイヤモンド同士なら研磨できることを発見したのですが、それには、雇い主からの「ダイヤモンドが研磨できれば娘を嫁にくれてやる」という言葉がありました。娘さんへの愛に燃えたベルケムさんは、それまで誰もクリアできなかったこの難題をクリアしたのです。

ダイヤモンドでダイヤモンドを磨くという技術を発見した彼は、その後、その娘さんと無事に結婚し、生涯、一流の宝石師として活躍、幸せに暮らしたそうです。愛を誓うシンボルとされるダイヤモンドですが、加工技術の発見にこんなロマンティックな裏話があったことも何かの縁を感じさせます。



ダイヤモンドの宝石言葉

ダイヤモンドの宝石言葉は、「永遠の絆」「変わらぬ愛」「清純無垢」などです。そのため、今でも婚約指輪や結婚指輪の定番として用いられています。ダイヤモンドは非常に硬い物質で、長い間、傷付けることができない存在として知られていたわけですが、そんなところから、「永遠に変わらぬもの」というイメージができて、「変わらぬ愛」などの宝石言葉が生まれたそうです。また、ダイヤモンドはとても屈折率の高い鉱物で、そのため、内部に入った光が激しく反射してキラキラと輝いて見えます。

ダイヤモンド自体は無色透明ですが、これが光の宝石と言われる理由であり、そんなところから「清純無垢」という宝石言葉も生まれたのでしょう。単に硬い石というだけでなく、比類のない煌めきを持つ宝石として、ダイヤモンドはいつまでも変わらない愛と強い絆を表すのにぴったりなのです。



ダイヤモンドの象徴するもの

ダイヤモンドはパワーストーンとしても愛されています。その硬い性質と輝く見た目から強いエネルギーの象徴と考えられています。その力は身に着ける者の心を浄化し、知恵と勇気を与えてくれ、肉体的にも精神的にも成長させてくれる効果があると言われています。ブライダルジュエリーとしてだけでなく、お守りとして身に着けるのもおすすめです。


無色透明だけじゃないダイヤモンド

ダイヤモンドは透き通るような輝きのイメージが強いですが、色の付いた種類もたくさんあります。ダイヤモンドの成分である炭素と窒素の組み合わせのバランスによって、ピンク、オレンジ、グリーン、ブルーなどの色が付き、天然のカラーダイヤモンドは特に珍重されています。

また、変わったところでは漆黒のブラックダイヤモンドも有名です。天然のブラックダイヤモンドは非常に少なく、一般に出回っているものは傷などが多いダイヤモンドを染色したものですが、独特の美しさがあるため、ジュエリーに好んで使用するブランドもあります。



ダイヤモンド選びはバランスを考えて

ダイヤモンドは4Cが決め手と言われます。4Cとは「Cut(カット)」「Color(カラー)」「Carat(カラット)」「Clarity(クラリティ)」の頭文字です。この4つをすべて高いレベルで備えているものが最上級のダイヤモンドで、結婚指輪など特別なジュエリーを選ぶ際の参考になります。

ただ、4Cとも揃っていると当然価格も高くなるので、たとえばカラットを妥協して、他の3つのCを重視して選ぶようにするなどバランスを考えて選ぶのがおすすめです。カラットは小さくてもその他の質が良ければ総合的には上質のダイヤモンドですので、手の小さい方や指の細い方はカラットの大きいダイヤモンドより見た目に美しく映えるでしょう。



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