<プラチナ>と聞いて知らない方はいらっしゃらないと思いますが、ではプラチナとはどんな金属かご存知でしょうか?
主にレディースのジュエリーに用いられることが多く、なんとなく高価なジュエリー、シルバーよりは値が張る、などの漠然としたイメージしか持たれていない事の方が多いかもしれません。
プラチナは日本名では「白金(はっきん)」と呼ばれます。「白金」をそのまま英語にしようとすると「ホワイトゴールド」となるため、「ホワイトゴールド」=「プラチナ」なの?という混乱を招きがちですが、ホワイトゴールドとプラチナは金属としては違うものになります。混乱を招かないためにも、ジュエリーの世界では「プラチナ」の名前で統一しているのが通例です。
なぜ白金と呼ばれるかというと、同じ系統の輝きをもつシルバーと比較した場合に少し重みのある落ち着いた白色であることが特徴であるからとも言えます。
プラチナは希少な金属のひとつで「レアメタル」というと耳にされたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
プラチナは現在では北米、ジンバブエ、ロシア、南アフリカ共和国で採掘されていますが、金と比べた場合にも採掘できる量が年間で20分の1程度です。
そして原鉱石として採掘されたもの1トンに対して約3グラム程度しか採れず、またそこからプラチナの地金にしていくまでの時間も長く、加工も難しいということで、ジュエリーに使われる場合に高価になってしまうことも納得ですよね。
このように希少性の高いプラチナですが、世界の中で一番プラチナジュエリーを消費しているのはなんと日本です。日本の結婚指輪や婚約指輪の80パーセント以上はプラチナで作られていて、世界的にみてここまでプラチナが愛され消費されている国はほかにありません。
ではなぜ日本でそんなにプラチナが好まれるのでしょうか?
それはやはり天然の白い輝きの美しさに加え、変色したり変質したりすることが無く、長期間にわたって美しさを保持することが出来るという点にあります。
高いお金を払ってでもいい物を手に入れて長く使いたいという日本人の国民性が表れているのかもしれません。
劣化することなく美しさを保ち続けるプラチナに相性のいい宝石は何かと考えた時に、やはり一番の候補に挙がるのがダイヤモンドと言えます。
混じりけが無く透明の輝きを放つダイヤモンドとプラチナはお互いの白い輝きを高め合って美しさが倍増すると言われています。
実際にプラチナとダイヤモンドのシンプルな素材の美しさを前面に押し出したレディースジュエリーをご覧頂ければ、相乗効果の美しさを感じていただけるかと思います。
<ダイヤモンドピアス 一粒ダイヤ 計 0.3ct Pt900 プラチナ ピアス>
片耳0.15ctで両耳合計0.3ctの大きさの1粒ダイヤモンドのピアスです。
選び抜かれた本物のダイヤモンドの輝きはインパクトを与えてシンプルで小柄なデザインながらも、かなりの華やかさを演出してくれます。まさにプラチナとダイヤモンドの輝きの相乗効果が働いてくれています。さりげなく輝きを身にまとう耳元は大人の美しさを際立たせて上品に見えます。
今回はプラチナのジュエリーを中心にご紹介していますが、プラチナの他にもK18ゴールドやK18ピンクゴールドの土台も選ぶことが出来ます。
写真をご覧いただいてわかるように、同じサイズのダイヤモンドでも、土台とする金属が変わるだけで随分違った表情になりますね。
<ダイヤモンドピアス ダイヤ 計 0.2ct Pt900 プラチナ ピアス K18YG K18PG>
片耳0.1ct両耳で合計0.2ctのダイヤモンドピアスです。先ほどの0.3ctのピアスに比べると、少し小ぶりになる分ヌーディーな感じが出てきます。
派手すぎない華やかさなので、日常遣いやオフィスシーンなどでも自然に溶け込みつつ上品な輝きを放ってくれます。
<一粒ダイヤモンド ピアス レディース 計 0.1ct Pt900 プラチナ ピアス>
片耳0.05ct両耳で合計0.1ctの一粒ダイヤモンドのピアスです。さりげない輝きはどんなファッションでも馴染んでくれてフォーマルにも合わせやすく、一つ持っていて困ることはないジュエリーです。
先に紹介したピアスをご覧いただいた後に見ると少し寂しいように感じられるかもしれませんが、実際に身に着けて見られるとそんなこともありません。
やはり品質の良いプラチナとダイヤモンドの素材のみでの作品なので、飾り気がなく、でも上品に日常に溶け込み自信を与えてくれるようなジュエリーになっています。
多くの場合、レディースジュエリーはどうしても凝ったデザインの物が注目されがちですが、素材が持っている<素材の美しさ>を前面に押し出したシンプルな作品というのは、女性が持っているその人自身の美しさを引きただせてくれる存在でもあります。
見栄を張ったり過度に着飾る虚勢を張った美しさではなく、余計な物を引き算し、自分自身の内に持っている美しさを演出したい時にはこうした<素材勝負>のジュエリーを身に着けてみると、輝きに助けられて自信につながっていくかもしれませんね。