◇ベネチアンチェーンの良いところ
ベネチアンチェーンは定番ネックレスチェーンの一つの種類です。鎖つなぎのチェーンですが、鎖の一つ一つが平面の4角形(4面)もしくは8角形(8面)でできた輪を鎖つなぎに合わせたものです。パーツ同士の間隔が詰まっており、それらが繊細に組み合わされているため、1本の紐のように見える不思議さも併せ持っています。一つ一つのパーツが大きめなので粗く見えがちなのですが、体のラインにしっかり沿いますので、きゃしゃな女性にも似合います。
ベネチアンチェーンの良いところは、パーツの太さによって存在感が変わることです。鎖の面が平面なので、光を反射しやすいメリットがあります。細身のものでも十分に存在感がありペンダントトップをつけなくても十分に見栄えを高めることができます。高級さやエレガントさを印象付けたいときにおすすめです。
しかしパーツに重みが出やすいので、太目のものを選ぶと肩に重量感を感じるという人も見られます。また、極端に太さがあるベネチアンチェーンは最近の流行に見合わないこともあるようです。逆に品のなさが露呈されてしまう傾向にあるため、太さとのバランスは必ずチェックしたほうがよいでしょう。
◇シアーズならおすすめ品が勢ぞろい!
シアーズで取り扱っているベネチアンチェーンには、0.7mmから3.5mmまでの太さがそろっています。3.5mmの太さは男性向け、0.7mmのものはペンダントトップと合わせた女性向けとしておすすめです。長さも、それぞれにそろっていますので、ファッションとのコーディネイトに合わせてそろえておきましょう。
シアーズで取り扱っているなかでも今回紹介したいベネチアンチェーンは、「ツイストベネチアンチェーン」です。太さを付けた平面の鎖を組み合わせたものがベネチアンチェーンと言われていますが、ツイストタイプのものは、ひねりを入れた平面4面のパーツをつなぎ合わせたものです。ひねりを入れたパーツを使うことで、見た目に「らせん」のイメージが加わります。より繊細さが生まれるので、きゃしゃな体形の女性にもしっかりなじむメリットが生まれます。エレガントかつ清楚なイメージをプラスしたい人におすすめです。
シルバー925とカジュアルな素材を採用しているので、1本だけで使うのはもちろん、オープンハートモチーフやピンキーリングをペンダントトップ代わりに使うこともおすすめです。首元をきれいに美しく見せてくれるデザインなので、プレゼントにもよいでしょう。
◇シルバーアクセのお手入れ方法
シルバー925のアクセサリーは使うほど体になじみますし、カジュアルな洋服にも似合いますので普段使いに重宝します。しかし、ユーザーの多くが「シルバー925はお手入れが大変」というような悩みを持っているようです。ベネチアンチェーンの場合、鎖そのものの幅が広いことと、ち密な組み合わせがなされているので汚れがたまりやすい、くすみが気になってきたということも見られます。皮脂やチリなどがチェーンの隙間にたまりやすいので、銀製品は定期的にお手入れをすることをおすすめします。
ベネチアンチェーンを使用した後は乾いたガーゼなどで軽くふき取りましょう。キズの原因となりやすいので、こすりすぎないことが大切です。研磨によって光沢が強い加工が施してあるチェーンも同様こすりすぎないでください。
シアーズのおすすめ品であるツイストベネチアンチェーンは、パーツにひねりを入れています。そのためさらに汚れがたまりやすい構造になっています。普段のお手入れではなかなか落としきれずに、黒い変色が起こりやすくなります。酸化の黒ずみはあきらめてしまいがちですが、自宅にあるものできれいに光沢をよみがえらせることができるので試してみてください。
150mlくらいの容量が入るガラスの耐熱容器に10cm四方程度にトリミングしたアルミホイルを入れておきます。この容器に重曹もしくはベーキングパウダーを大さじ1杯入れたのち、沸かしたての熱湯を入れてください。
重曹が溶けたところにシルバー925製のベネチアンチェーンネックレスを入れます。このまま10分くらいつけ置きをしましょう。重曹と銀、アルミ箔の化学反応によって黒ずみ汚れが落とせます。あとは、水道水で軽く洗って柔らかい布で水分をしっかりふき取ってからしまいましょう。
シルバー925は使わなくても時間の経過によって酸化が進みます。この方法を使ったお手入れは定期的に行うことをおすすめします。
幅が広い平面のパーツを鎖つなぎに合わせたおしゃれなデザインが多いベネチアンチェーンはネックレスチェーンの中で繊細さや存在感などを兼ね備えています。長さはもちろん、パーツの幅によっても印象が大きく変わりますので、試着を行った上で自分に似合うものを見つけてくださいね。また、定期的にお手入れを行うことで黒ずみの進行も防げます。