大切な方への誕生日やクリスマスのギフト、あるいは節目を迎える自分へのお祝いとして、ワンランク上のジュエリーが必要になるときもあります。シルバーアクセサリーがお好きな方には、シンプルなデザインで銀の輝きが際立つ、ネックレスチェーンがおすすめです。主張の強いペンダントトップが無い分、どんなファッションにも合わせやすく、デイリーで使えるアイテムになっています。
また、シンプルなデザインはお相手の好みを選ばないので、サプライズのギフトにも最適です。普段はそのままのシンプルに楽しみ、ときには指輪などを通したネックレスとして使えます。せっかくのギフトをお相手にいつも身に着けていて欲しいと願うなら、使いやすく、かつ味わい深いシルバーのチェーンネックレスは、ぴったりのジュエリーと言えるでしょう。
ネックレスチェーンはちょっとシンプルすぎて、ギフトとしては物足りないんじゃないか…と心配する人もいるかもしれません。そんなときには、重厚感があり、高級なイメージのあるチェーンを選ぶことをおすすめします。一口にネックレスチェーンと言っても、その形は実に様々です。同じ素材でも、カジュアルなテイストから、洗練されたエレガントなものまで、チェーンの種類によって色々な雰囲気を楽しむことができるのです。
なかでも、特別な日のギフトにぴったりの、高級感のあるチェーンと言えば、ベネチアンチェーンでしょう。パーツが角ばって箱のような形をしていることから、ボックスチェーンとも呼ばれます。四角いパーツを交互に繋げていくことで、隙間が小さく、平面が直線的に並んだようなチェーンになります。同じ構造の小豆チェーンは、輪っかを繋いでいくので凹凸ができますが、ベネチアンチェーンの表面は滑らかです。平面でしっかりと光を反射するので、キラキラと強く輝くのが魅力的です。
ベネチアンチェーンは作りが繊細で複雑なため、小豆チェーンなどと比べて、価格が高い傾向があります。それだけの価値があるチェーンで、一直線にチェーンの表面を滑っていくような煌めきはゴージャスで、大勢のジュエリー愛好家の心を掴んできました。ハイブランドでもネックレスチェーンにベネチアンタイプを用いることが多いので、ジュエリーに詳しい人からすると、ベネチアンチェーンには高級なイメージがあります。まさに、とっておきのギフトにぴったりのネックレスチェーンです。
その着け心地の良さも、ベネチアンチェーンの特徴の一つです。小豆チェーンのようにザラザラとした感じはなく、肌に当ててもつるんとしています。毎日使うジュエリーは、できるだけ肌にストレスの無いほうがいいと考える人が多いので、滑らかな着け心地のベネチアンチェーンを贈れば、繊細な人にも喜んでもらえそうです。
さらに肌への負担を軽減したいと思うなら、素材の選び方も大切です。シルバーチェーンなら、銀の含有率が高いsv925がおすすめです。他の金属の混ぜ物が少ないために、アレルギーを起こす可能性が低く、お肌に優しい金属として知られています。もちろん、純銀に近いということはそれだけ価値も高く、大切な方へのギフトや自分へのご褒美にふさわしいアイテムと言えます。元々プラチナや金などの高価な素材が用いられることの多いベネチアンチェーンですから、白く鋭い輝きがプラチナにも勝ると言われるsv925とは相性抜群の組み合わせなのです。
美しさや着け心地の良さ以外にも、ベネチアンチェーンには耐久性に優れているというメリットがあります。四角い形をしっかりと組み合わせていく構造には強度があり、普段使いしても安心です。美しく高級感がありつつも気軽に使えるという特性は、ビジネスシーンにもぴったりかもしれません。スーツスタイルの胸元にキラリと輝くチェーンネックレスは、モダンで上品なファッションのアクセントになるでしょう。
ベネチアンチェーンを扱うときの注意点も1つお伝えします。それは構造上、チェーンがねじれを起こしてしまう可能性があるということです。一直線の連なりから生まれる煌めきが美しいベネチアンチェーンに一度ねじれができてしまうと、光の動きが歪になって本来の魅力が損なわれてしまいます。ねじれを起こさないようにするには、身に着けていないときにはチェーンが絡まないように保管するなどの注意が必要です。高級感のあるジュエリーですから、ポケットに入れっぱなしとか、他のジュエリーとごちゃ混ぜにするなどは避けてください。
ベネチアンチェーンの名前の由来は、美しいベネチアの建造物の窓にあるとも言われています。ジュエリーの格式を感じさせる、エレガントな輝き。特に、少し幅が広いタイプのチェーンは、首元をラグジュアリーに彩ってくれます。繊細なジュエリーを好む女性には、微かな光を放つ、細めのチェーンも似合うでしょう。一生モノのジュエリーにもふさわしいsv925のベネチアンチェーンで、いつものおしゃれをちょっぴり格上げしてみませんか。
