8月の誕生石ペリドット
8月の誕生石はペリドット 宝石言葉、意味、由来など


8月の誕生石ペリドット1石

アクセサリー、ジュエリーなどとの相性が抜群に良い宝石には、数多くの種類がありますが、自分が生まれた月の誕生石は身につけると幸運を呼び込むと言われています。 今回は太陽の輝きが眩しい、8月に生まれた女性の誕生石である「ペリドット」の魅力や石のもつパワーをご紹介します。


8月の誕生石 ペリドット

8月の誕生石は、森林に差す木漏れ日のように、眺めているだけで、癒されるオリーブグリーンが心地いいペリドット。

宝石言葉は「幸福・夫婦愛・知恵・勝利」

ペリドットは宇宙からの隕石と同じような成分をしており、古代エジプトの人々は『太陽の石』として崇拝してきたと言われています。



古代エジプトでは太陽のシンボル

8月の誕生石として人気のペリドットは、透明感のあるグリーン色が魅力的な宝石です。グリーンという色は見ているだけでも癒しの効果があると言われていますが、ペリドットもまた、見ているだけで普段のストレスや疲れが癒されそうな魅力を持っている石と言えるのではないでしょうか。この石はハワイアンダイヤモンドとも呼ばれていて、高い透明度を持っているという特徴がありますが、緑色の濃淡は石ごとに異なり、ライムグリーンとかオリーブグリーンなど明るめの黄緑色をしたものを中心として、様々な濃淡を楽しむことができます。

どうしてハワイアンダイヤモンドと呼ばれるようになったかという由来ですが、ハワイのシンボルでもあるダイヤモンドヘッドは、ハワイの岬にそびえていて、太陽の光を受けて山そのものがキラキラと輝いていることにちなんだと言われています。太陽の光が海に反射してキラキラしているという説はあるものの、ダイヤモンドヘッドがキラキラしていたのは、実はダイヤモンドではなくてペリドットと言われるほど、この石はハワイと大きな関係があるようです。

ペリドットの歴史は古く、古代エジプトの時代においては太陽のシンボルとして崇め奉られてきました。この宝石を持っている人は王の威厳を与えられると古文書にも記載されていることからも、ペリドットがとても神聖で高貴な石だったことをうかがい知ることができます。

また十字軍が活躍した12世紀の頃には、ヨーロッパ全域にペリドットが普及したと言われています。特にフランスにおいてはこの宝石は悪魔から身を守ってくれる魔よけの石と考えられていて、アクセサリーというよりもお守りとして身に着ける人が多かったようです。

歴史の中で「太陽の石」と考えられてきた宝石には、ペリドット以外にもシトリンなどがあります。しかしシトリンは太陽そのものを連想させるという意味を持つのに対し、ペリドットは太陽の光と、その光によって育つ若葉や生命を連想させるという点で、大きくその位置付けは異なっています。



暗い室内でも明るい色を保つ石

宝石の多くは、太陽などの光を浴びることによって美しい輝きを放つという性質がある一方で、暗い室内においては照明の灯に照らしても宝石の色自体が黒くなって輝きが悪くなってしまうというものがたくさんあります。しかしペリドットの場合には、光の屈折率が他の石と比べると高いために透明感が強く出やすいという性質があります。そのため、夜のように暗い所や室内での照明に当てても、昼間とそれほど大きく色味が暗くなってしまう現象が起こりません。暗い所でも、ペリドットの存在感を感じることができ、夜は夜で昼とは異なる魅力を持つことから、イブニング・エメラルドと呼ばれることもあるようです。


宝石言葉は「安心感、癒し、希望、夫婦愛」

ペリドットが持つ宝石言葉には、安心感や癒し、希望、夫婦愛、などがあります。これらはこの宝石が暗闇でも迷うことなくしっかりと己を維持するとともに、太陽の光のように存在感を持っているという石の特性から連想させられる宝石言葉と言えるでしょう。分別を与えてくれる石、夫婦や恋人など恋愛関係を安定して前向きに成長させるパワーを与えてくれる石としても人気があります。

ペリドットは8月の誕生石ですが、夫婦やカップルにとってはお守りのように持っていることで夫婦円満効果が期待できるため、誕生日が8月ではない人からも人気があります。結婚祝いなどの記念日にはペリドットが埋め込まれたアクセサリーなどを贈る、というカップルもたくさんいます。




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